2017/12/01
吐き気 ・ めまい ・ 耳鳴り (ゴウゴウ) は暑かった夏に水を飲み過ぎたことによるものです。
激しく暑かった夏も過ぎ、短かった秋も終りやっと冬らしくなってきました。
夏に水分を多く摂り過ぎて腎臓を疲れさせ、その上急に寒波が襲来し身体が冷え、
腎臓は疲れと冷えが重なって機能低下を起こしています。
汗をしっかりかけない ・ 尿量が少ない
→ このタイプの人は水毒と漢方では呼んでいます。(水分代謝が悪い)
水分が胃 ・ 腸 ・ 膀胱 ・ 目 ・ 耳 ・ 口 ・ 気管支等の粘膜に集まります。
胃に水が溜まる | 胃内停水(いないていすい) ・・・ 消化液が薄くなり消化不良 ・ 吐く |
腸〃 | 下痢 ・ 水様便 ・ 腰がだるい |
膀胱〃 | 尿量が少ない ・ 頻尿 |
目〃 | 涙目 ・ 目ヤニ ・ まぶたがむくむ |
耳〃 | めまい ・ 耳鳴り ・ 難聴 |
口〃 | よだれ ・ つば |
気管支〃 | 水っぽい咳 ・ うすい痰 ・ 喘息 |
今年の水毒 (水分代謝異常) はめまい ・ 耳鳴りの症状が取れない方が多いようです。
めまい症状
回転性のめまい | 周りがぐるぐる回る 体がぐらぐら揺れる 体がすう~と沈んでいく 目の前が暗くなる 気が遠くなりそう |
三つの半規管の内部リンパ障害 原因不明 |
平衡障害からのめまい → 眼振現象でわかる (眼球運動を繰り返す)
めまい感 | 何となく目が回る感じ |
立ちくらみ ・・・ 脳貧血 (病気ではない) |
めまい ・ 耳鳴りの対策
めまいや耳鳴りは、漢方薬の考え方で五行説により腎の支配と考えます。
腎を強化することがめまい ・ 耳鳴りを治す近道です。
生活 | 暖かく過ごす ・ 日光浴 ・ 軽い運動 | |
食事 黒い色 (腎を養う) |
鍋もの ・ 火を通したもの (生野菜 ・ 果物 ・ アイスはダメ) |
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腎臓の疲れをとる | レオピンロイヤル (鹿茸(ロクジョウ)入り) ・ 霊鹿参(レイロクサン) 八味地黄丸(ハチミジオウガン) |
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漢方薬 (めまい) | 苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ) | 部屋が回る |
麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ) | めまい一般 | |
真武湯(シンブトウ) | 前へつんのめる |
荒友薬局 苓桂朮甘湯(リョウケイジュツカントウ) (手づくり煎じ薬)
成分および分量 または本質 |
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用法および用量 | 大人は1包につき (1日分) 水を400mlもって煮て200mlに煮つめ 滓をこして取去り食前3回に分服する |
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効能または効果 | 立ちぐらみ ・ 頭重 ・ 胃内停水感などがあるもの 心悸亢進症 ・ めまい ・ 胃下垂 ・ 胃アトニー |
虚弱で神経質のもので、胃内停水があり、気の上衝によるめまい ・ 身体動揺感 ・ 尿利減少 ・ 心悸亢進 ・
眼の充血などを目標とする。
神経衰弱 ・ 神経質 ・ ヒステリーの類や胃下垂 ・ 胃アトニーで、貧血 ・ めまい ・ 心悸亢進 ・ 息切れ ・
心下部膨満感などを訴えるものに頻用する。
バセドー氏病 ・ 心臓弁膜症 ・ 機能不全 ・ 神経性心悸亢進症などで、貧血 ・ 心悸亢進 ・ 息切れを訴え、
あるいは軽度の浮腫を伴うものにも用いる。
慢性腎炎 ・ 萎縮腎などの浮腫が軽度なら、心悸亢進を伴う虚証のものに使う。
眩を羞明として急性カタル性結膜炎、ことにフリクテン性結膜炎によく使う。