2019/12/01
地球温暖化により気候にも変化がおきています。オーストラリアでは大規模な火災がなかなか鎮火しません。
山火事だけでなく、油井の燃焼による大気汚染。海洋に流出した原油等により地球は益々傷んでいきます。
その結果地球上の人間をはじめ動物 ・ 植物も知らず知らずに生態系が変わってきて、
いつのまにか病気を引き起こすはめになっていることに気付いてきました。
・海洋流出原油 → 油膜で海洋を覆う → 海水の蒸発をさまたげる。
気候の変化 (異常気象)
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植物プランクトンの光合成を阻害
・家庭の洗剤(食用油)
地下水の汚染(河川のヘドロ化) → 浄水場でろ過等処理(※塩素殺菌処理) → 上水道(口)
・河川水中の有機質と塩素とが反応して発ガン物質のトリハロメタンができる。
※塩素は腎臓でのカルシウムの再吸収 ・ リン酸の排泄を防害。
生水で飲まないで沸とうしてから飲むとよい。
体の水を浄化する臓器は腎臓です。
腎臓は別名血液の洗濯機とも呼ばれています。
1日に約150ℓの原尿がろ過され、原尿の1/100 (1.5ℓ) が尿となります。
原尿中には、体に不要な物質 (アンモニア ・ 炭酸ガス等) ばかりでなく、水分 ・ アミノ酸 ・ 糖 ・ カルシウム ・ カリウム ・ ナトリウム ・ マグネシウム等の体に必要な物質も含まれています。必要な物質は尿細管から再吸収されて血液中にもどります。
その他にも尿を作ると共に
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膠質浸透圧の調整酸 ・ 塩基の平衝・ホルモンの生産
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生命維持に大切な働きをしています。
腎臓の機能低下 (冷え ・ 疲れが原因) 症状
・顔色が黒くなる
・朝起きた時まぶたがむくむ。
両手がこわばる、夕方足がむくむ。
・のどが乾き、水を多くのむ。
・尿の出方が少ない、又は回数が多い。
・骨がもろくなる。
・腰痛 ・ 関節痛 ・ 高血圧
・手足が冷える
・塩気を好む
・髪毛が抜ける
・鼻水、たん、涙が出やすい
西洋医学の考え (病名 ・ 原因 ・ 治療)
血液をろ過する糸球体の働きが低下 → たん白質がおりる → 糖尿病 (初期)
血液をろ過する糸球体の働きが低下 → たん白質がおりる → ネフローゼ ・ 糸球体腎炎〔副腎皮質ホルモン療法〕
扁桃炎 ・ かぜ ・ 副鼻腔炎
中耳炎の原因となる
溶血性連鎖球菌と腎臓がアレルギー反応をおこす
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急性糸球体腎炎
〔アレルギーの治療、抗生物質の治療〕
・細菌による感染症
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腎盂炎
〔化学療法〕
・慢性の腎炎 ・ 糖尿病 ・ 膠原病から
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腎不全
〔人工透析療法〕
東洋医学の考え
中国の古書 「素問」 の中の 「陰陽応衆大鑑」 による
腎は志を蔵し水に属する。
天一の源をなす。
聴 ・ 骨 ・ 耳 ・ 冬 ・ 寒 ・ 髪を主どる。
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腎の疲れ・ 機能低下
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神経衰弱 (自律神経失調)
難聴 ・ 性的不能 ・ 冷え性
膀胱炎 ・ 夜尿症 ・ 子宮関係 ・ 水虫
養生法
生活 | 強い意志力は腎を傷める ・ ・ ・ 気を休める 海岸地帯は湿気が多い ・ ・ ・ 除湿した環境 冷えは禁物 ・ ・ ・ 水仕事、冷凍庫 |
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食事 | 腎を養う食品 (クリ ・ マメの葉 ・ 豚肉) 黒い色の食品 (黒豆 ・ 黒ゴマ ・ こんぶ ・ わかめ ・ ごぼう ・ 連根) 水分をとり過ぎない (コーヒー ・ 紅茶 ・ ジュース ・ ウーロン茶 ・ 果物) 冷たい食品はダメ (アイスクリーム ・ ムース ・ 氷菓子) |
予防法(腎臓強化法)
腎臓全体の強化 | レオピンファイブネオ ・ キヨーレオピンW | |
腎臓糸球体の強化 | 新ビタエックス糖衣錠 | |
まぶたがむくみやすい 尿の出方が少ない のどが乾く |
防已黄耆湯(ボウイオウギトウ) ・ 防已茯苓湯(ボウイブクリョウトウ) 八味丸(ハチミガン) ・ 六味丸(ロクミガン) ・ 五苓散(ゴレイサン) |