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ご注意- 夏風邪は冬の風邪と違います-

猛暑の8月、30℃以上の真夏日が続くと体力を極端に消耗してしまい、抵抗力(免疫力)の低下を引き起こし、夏風邪をこじらせてしまいます。

  夏の風邪の特徴 冬の風邪の特徴
ウイルスの種類 エンテロウイルス RSウイルス
インフルエンザウイルス
増殖の場 腸管 気道 (呼吸器系)
症  状 下痢 ・ 吐き気 ・ 口渇
咽頭炎 ・ 発熱 ・ 頭痛 ・ 筋肉痛
全身倦怠感
発疹 → 手足口病 (水疱)
せき ・ 呼吸器症状
予 防 法 手洗い (腸管ウイルスなので大便より排泄される) うがい ・ マスク

◎細菌やウイルスによる感染でなく、アレルギー性の風邪症状があります。これを夏型過敏性肺炎といい風邪とよく似ています。この病気を引き起こすアレルゲンはトリコスポロンというカビの一種です。最近は密閉型の家屋が増えているので、カビが屋内で増殖しやすくなっているのも環境的要因と言われております。

夏型過敏性肺炎の症状

せきが主体・くしゃみ・鼻水(鼻炎症状)
たんはいつまでも水っぽい (膿性のたんにならない)
[治療法]
アレルギー症状のページ「アレルギー性鼻炎

夏風邪の治療法(西洋医学)

・解熱・鎮痛剤 = アセトアミノフェノン
・抗生物質 = ペニシリン
・抗ヒスタミン剤 = マレイン酸クロルフェニラミン

東洋医学の考え方

風邪(かぜ)は風邪(ふうじゃ)が体の正気と争って、風邪(体に悪いもの 例:ばい菌・暑さ・湿気)が強く、正気(自然にそなわっている免疫力)が弱くなって体に侵入してきて、頭痛・発熱・悪寒がおこると考えます。風邪を追い出す方法として、大きく分けて3つあります。

1 発汗法(汗とともに邪を追い出す):体表面に風邪がいる時
2 下す法(大・小便とともに追い出す):体内に風邪がいる時
3 緩和法(風邪をなごます):体の表と内の中間に風邪がいる時

夏風邪は腸管(消化器)内に風邪が入ったと考えます。夏は暑いので自然発汗をしています。発汗剤を使う必要はあまりありません。むしろ暑さがきつかったために、発汗の過多で体力(正気)を弱くしたり、体表のしまりが悪くなり風邪が勝手に体の内を出たり入ったりして、風邪をひいては治り又ひくをくり返すのです。漢方からみた夏風邪対策は、正気を強くすること、体表(腠理(そうり)ともいう)を整えることが大切です。

養生法

・水分を多くとる
・塩分を多くとる
・スイカ・ナシ・ブドウを食べる(尿を多く出す)
・苦い味(サンショ・シソ)を食べる

夏風邪にかかりやすい人

・糖尿病の人
・喘息
・癌
・脳血管障害
・お年寄
・妊婦
・未熟児
・虚弱体質

ご注意- 夏風邪は冬の風邪と違います-