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夏の土用の健康対策 (陰陽五行説からみて)

昔から土用の時は、土いじりや地にかかわることは避けるように又、この時は、季節の変わり目にあたるので体調が乱れる!?
土用に亡くなるのは寿命である等といわれてきました。
年に四回春夏秋冬に土用があります。
今年の夏の土用は7月20日~8月7日です。 (365日 ÷ 5行 ÷ 4春夏秋冬 = 18.25)
(18~19日間)

土用の間はが旺する = 活発になる
五行説によるとにより = 脾が水 = 腎を制す。


腎の働きが弱くなる

めまい、耳鳴、難聴、涙目、関節に水がたまる、脚のむくみ

土用はが強く作用するので普段疲れて腎気が弱っている人 (透析 ・ 高血圧 ・ 喘息 ・ ステロイド服用) は急死に至ります。

又土用は、化・運化の象です。
春から夏にかけて大きく変化します。

特に夏の土用は →(生) 

立秋に入ると →(剋) 

火から土が生じるため危険な目にあいやすい。
= 肺を溶かす
 ┇
心の熱が肺に入り → 肺熱

夏の土用に急病 ・ 急死する人が多いのは、 の象が影響するためです。
(腎) を補い (心) の熱を冷ますことが大事です>

予め防ぐ手立てを講じる
先の先 一歩先に早めの対策を!!

夏の土用の健康対策

予防 ・・・ の心でを守る

腎を養う 生薬 レオピンロイヤル ・ 霊鹿参 (鹿茸 (鹿の角の内分泌) 入り)
漢方薬 八味丸(ハチミガン) ・ 六味丸(ロクミガン)
心の熱を冷ます 漢方薬
(苦寒剤)
葛根黄連黄芩湯(カッコンオウレンオウゴントウ) ・ 半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ)
○○(苦寒) (苦平)
食べ物 苦ウリ ・ ゴーヤ ・ キュウリ

荒友薬局 半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ) (手づくり煎じ薬)
成分および分量
または本質
日本薬局方 ハンゲ 5.0g
オウゴン 2.5g
別紙規格 乾姜 2.5g
日本薬局方 ニンジン 2.5g
カンゾウ 2.5g
タイソウ 2.5g
オウレン 1.0g
  全 量 18.5g
効能または効果 みぞおちがつかえ、ときに悪心、嘔吐があり、食欲不振で腹が鳴って、軟便または下痢の傾向のあるもののつぎの諸症。
急慢性胃腸カタル、醗酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔い、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症

黄連と黄芩は心下の実熱をさますもので、黄芩は心下から上と表に作用し、血熱や血煩を治し、黄連は心下から下方に作用し、煩躁症状を治すとされている。
また両者は協力して心下の気の痞えを治し、上下に波及する動揺症状を治すものである。
半夏、乾姜はよく気をめぐらし、胃の停水をさばき、心下の水が気の上衝につれて動いて嘔吐を起こすものを治す。
人参、甘草、大棗は諸薬を調和する。右の諸薬が協力して心下の熱邪と水邪を去り、心下の痞硬を除き升降の気を順通するものである。