2019/07/28
昔から土用の時は、土いじりや地にかかわることは避けるように又、この時は、季節の変わり目にあたるので体調が乱れる!?
土用に亡くなるのは寿命である等といわれてきました。
年に四回春夏秋冬に土用があります。
今年の夏の土用は7月20日~8月7日です。 (365日 ÷ 5行 ÷ 4春夏秋冬 = 18.25)
(18~19日間)
土用の間は土が旺する = 活発になる
五行説によると土剋水により土 = 脾が水 = 腎を制す。
水腎の働きが弱くなる
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めまい、耳鳴、難聴、涙目、関節に水がたまる、脚のむくみ
土用は土が強く作用するので普段疲れて腎気が弱っている人 (透析 ・ 高血圧 ・ 喘息 ・ ステロイド服用) は急死に至ります。
又土用は、化・運化の象です。
春から夏にかけて大きく変化します。
特に夏の土用は火 →(生) 土
立秋に入ると火 →(剋) 金
火から土が生じるため危険な目にあいやすい。
火は金 = 肺を溶かす
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心の熱が肺に入り → 肺熱
夏の土用に急病 ・ 急死する人が多いのは、火土
金
水の象が影響するためです。
<水 (腎) を補い火 (心) の熱を冷ますことが大事です>
予め防ぐ手立てを講じる
先の先 一歩先に早めの対策を!!
夏の土用の健康対策
予防 ・・・ 予の心で腎 ・ 心を守る
腎を養う | 生薬 | レオピンロイヤル ・ 霊鹿参 (鹿茸 (鹿の角の内分泌) 入り) | |
漢方薬 | 八味丸(ハチミガン) ・ 六味丸(ロクミガン) | ||
心の熱を冷ます | 漢方薬 (苦寒剤) |
葛根黄連黄芩湯(カッコンオウレンオウゴントウ) ・ 半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ) (苦寒) (苦平) |
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食べ物 | 苦ウリ ・ ゴーヤ ・ キュウリ |
荒友薬局 半夏瀉心湯(ハンゲシャシントウ) (手づくり煎じ薬)
成分および分量 または本質 |
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効能または効果 | みぞおちがつかえ、ときに悪心、嘔吐があり、食欲不振で腹が鳴って、軟便または下痢の傾向のあるもののつぎの諸症。 急慢性胃腸カタル、醗酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔い、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症 |
黄連と黄芩は心下の実熱をさますもので、黄芩は心下から上と表に作用し、血熱や血煩を治し、黄連は心下から下方に作用し、煩躁症状を治すとされている。
また両者は協力して心下の気の痞えを治し、上下に波及する動揺症状を治すものである。
半夏、乾姜はよく気をめぐらし、胃の停水をさばき、心下の水が気の上衝につれて動いて嘔吐を起こすものを治す。
人参、甘草、大棗は諸薬を調和する。右の諸薬が協力して心下の熱邪と水邪を去り、心下の痞硬を除き升降の気を順通するものである。