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2015 秋 ・ 冬の健康対策 (体内浄化) 肝 ・ 胆強化法

冬なのに春が入り混じっている今頃です。
そんな折、年末年始は、食事会も多くなってきます。
近頃の食卓は、洋食 ・ 和食 ・ 中華と多彩なメニューです。
私達日本人の腸は、先祖が食べてきた食品を消化する酵素を受け継いできております。
明治以前の日本人は牛乳を飲まなかったので、乳糖分解酵素がない人がいます。
(牛乳を飲むと、下痢 ・ 腹が張る ・ ゴロゴロ鳴る)
しかし最近では、今まで食べたことのない珍しい食材を好んで食べる風潮です。
その結果、食べつけない食品は、消化酵素がないと、下痢又は、未消化の状態で吸収されてしまいます。
この未消化物質が食毒といわれるものです。
食毒は、体内では不必要なものなので、肝臓で解毒 (無毒化)されて排泄されます。
ところが長い間に食毒が体内に溜まってしまいますと、 メタボリックシンドローム (生活習慣病) やアレルギー体質 (ぜんそく ・ じんましん ・ アトピー) ・ ガン等を引き起こします。

肝臓の働き

代謝 栄養素の貯蔵 ・ 分解 ・ 合成
ぶどう糖に分解 → エネルギー源 ・ グリコーゲンに合成 ・ 貯える
たん白質 アミノ酸に分解 → 小腸から吸収 ・ 肝でたん白質を再合成
脂肪 脂肪酸 → リン脂質 ・ コレステロール合成
分泌 ・ 排泄 こわれる(化学反応)
赤血球 (ヘモグロビン) → 胆汁色素 → 肝 → 胆管に排泄
 
※体内の異物 (食毒) を胆汁中に排泄
肝は1日800mlの胆汁を絶えず排出
胆汁は胆管を逆流して8倍に濃縮
胆汁の中の胆汁酸は、食物中の脂肪を乳化 (石ケン作用) して腸の吸収を助ける

2015 秋 ・ 冬の健康対策 (体内浄化) 肝 ・ 胆強化法

学研
「家庭の健康百科クリニック」 より


解毒 体内 ・ 体外からの毒物 (食毒) ・ 薬物 ・ ホルモン
化学反応により処理して解毒して排泄
↓ (異物の除去作用)
免疫作用

体内浄化 (肝 ・ 胆強化対策)

食事 緑黄野菜 カボチャ ・ 春菊 ・ ブロッコリー ・ ほうれん草
酸味 レモン ・ カボス ・ くろ酢 ・ スモモ (肝の味)
含硫(イオウ)
野菜
にんにく ・ ニラ ・ 玉ねぎ (肝の代謝)
体質改善薬 肝の代謝を高める
エネルギー化
レオピンロイヤル (鹿茸(ロクジョウ)入り) ・ レオピンファイブネオ
キヨーレオピンW (肝臓分解物入り)
肝の粘膜強化 電解カルシウム (カルシウムのイオン化)
肝細胞の赤血球の
ビリルビン
(胆汁色素)
新ビタエックス糖衣錠 (プラセンタ製剤)
ビタエックスG.O (液剤)
免疫作用
(異物の処理)
ルミンA (感光色素) (排泄を高める)
脂肪の分解 ワクナガ胃腸薬G (胆汁エキス入り)
ワクナガ胃腸薬L (ウルソ入り)
漢方薬 肝の分解 ・ 排泄
胆汁分泌促進
小柴胡湯(ショウサイコトウ) : 普通の体力の人
大柴胡湯(ダイサイコトウ) : 体力のある人
柴胡桂枝湯(サイコケイシトウ) : 少し虚弱な人


成分および分量
または本質
日本薬局方 サイコ 6.0g
ハンゲ 6.0g
オウゴン 3.0g
チクセツニンジン 3.0g
タイソウ 3.0g
ショウキョウ 1.0g
カンゾウ 2.0g
  全 量 24.0g
効能または効果 胸や脇腹が重苦しくて疲れやすく ・ 交互的な悪寒 ・ 微熱 ・ 食欲不振 ・ 咳などを伴うもの。感冒 ・ 胃腸カタル ・ 気管支カタル

胸部の充塞感または季肋部に抵抗圧痛があり、食欲がなく ・ 口中がねばり ・ 苦い感じがして舌に白苔あり ・ 胃部がつかえて硬い。
また弛張熱あるいは間けつ熱型の発熱 ・ 嘔きけ ・ 口渇 ・ 腹痛 ・ 頸項の緊張などのいずれかを伴なうもの。

本方は応用範囲が広く、諸種の熱性病 ・ 感冒 ・ 流感 ・ 咽喉炎 ・ 耳下腺炎 ・ 肺炎 ・ 胸膜炎 ・ 気管支炎 ・ 肺結核 ・ リンパ腺結核 ・ 肝炎 ・ 胃腸炎などに用いられる。

その他繁用されるケースには中耳炎 ・ 小児の吐乳 ・ 麻疹 ・ 黄疸 ・ マラリア ・ るいれき (加夏枯草) ・ 糖尿病 (加地黄) などがある。