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夏やせにご用心 ― 食欲不振 ―

日本の夏は、暑さと湿気が体にとって大きなストレスとなっています。
暑さは、汗をかくことによって体温を下げます。
漢方の五行説によると暑さは心に属します。
発汗により心に負担がかかり、心不全 ・ 心臓喘息等の持病のある人や、 低血圧 (心臓のポンプの力が弱い) のぼせの人は、特に夏はつらいようです。
又、湿気は、脾 ― 胃 ― 唇口 ― 黄 ― 甘 ―土用の系統にあります。
※ 詳しくは五行の配当表を参照。 夏の土用 (7/20~8/7) に胃腸病 (食欲不振 ・ ムカムカ) ・ 口内炎 ・ ヘルペス等になりやすいのはこのためなのです。

心に影響を受けると 脾に影響を受けると
赤ら顔 (ほほ ・ 額) ・ 手 ・ 足 黄色ずんだ顔 (顔全体)
玉のような汗がふき出る ベタッとした汗
血管が赤くうき出る ・ 鼻血 唇 ・ 口のまわりの湿疹、ヘルペス
水をよく飲む
 (血液がうすくなる)
 (むくみが出る)
筋肉に水分がたまる
筋肉痛
リューマチ
胃液がうすまる → 食欲不振 胃のエネルギー不足 → 食欲不振

夏やせ (食欲不振) になりやすいタイプ

・ 胃下垂 (胃のエネルギー不足)
・ 低血圧 (心のエネルギー不足) ・ 心臓病 ・ 息切れしやすい人
・ 体力低下 ・ 夏風邪を引きやすい人
・ 下痢、便秘の人
・ 皮膚がうすくてきめの細い人 (汗がかけない) ・ 皮膚の呼吸が弱い

クーラー (エアコン) の害

夏の間中、クーラーにあたっていますと、風によって皮膚が呼吸できなくなり、 顔の皮膚がピリピリしたり、筋肉がひきつったりピクピクします。
又、冷気によって下半身 (腰から足) が冷えて血行不良になります。
腰痛 ・ 脚のひきつり ・ しびれ ・ ほてり等がおこります。

夏やせ対策

生活 室内の風通しをよくする。汗をかく。シャワーを浴びる。
午睡をとる。ゆっくり ・ ゆったり過ごす。


心を養う
赤い色 (スイカ ・ 小豆 ・ シソ ・ トマト) 
苦い味 (ニガウリ)
※ ゆで小豆
※ 小豆がゆ
脾胃を養う 黄色 (カボチャ ・ とうもろこし ・ さつまいも ・ 大豆)
甘い味 (ナツメ ・ 米 ・ 百合 ・ 杏仁 ・ 麦芽飴)
水分補給
(ミネラル)
ミネラル水 (電解カルシウム20cc + 水160cc)
1日3~5回


脾胃を養う 小建中湯(ショウケンチュウトウ) ・ 黄耆建中湯(オウギケンチュウトウ)(麦芽飴入り)
桂枝加黄耆湯(ケイシカオウギトウ) ・ 人参湯(ニンジントウ)


消化 ・ 吸収を
よくする
ワクナガ胃腸薬G (胆汁エキス入り)
ワクナガ胃腸薬L (熊の胆成分入り)
脂肪 ・ たん白質 ・ でんぷん等の
消化吸収促進



心を養う 牛黄(ゴオウ) ・ 蟾酥(センソ) レオピンファイブネオ ・
霊黄参(人参 ・ 牛黄(ゴオウ)入り)
脾胃を養う 人参 ・ 黄耆 ・ 麦芽飴 律鼓心(リッコシン)(人参 ・ 蟾酥(センソ)入り) ・
桂枝加黄耆湯(ケイシカオウギトウ)